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【移住初心者必見】初めての田舎暮らしで大切なこと|地域との付き合いから日々の掃除まで

【地】空き家活用・片付け

憧れだった田舎での生活を始めたけど、慣れない生活に苦労している方も多いのではないでしょうか。

実際に田舎での生活を始めると、都会の生活では手に入らないいろんな感動があるのはもちろん、田舎暮らしならではの生活スタイルや、田舎特有の人間関係の濃密さなど初めての経験に戸惑うことが増えてくるでしょう。

ときには自治会の活動への参加が求められたり、都会の生活にはなかった様々な問題が起きて、何をどうすればいいのか分からなくなることも少なくないのが現実です。

この記事では、そんな田舎暮らしを快適に送るためのポイントについて、具体的な方法から考え方にいたるまでお伝えしていきます!

田舎暮らし初心者がぶつかる壁4選

田舎特有の人間関係がうまくいかない

田舎暮らしが辛くなる方の多くは、田舎特有の濃密な人間関係に馴染むことができずに悩んでしまうことが多いです。

特に人口の少ない地域だと、となり近所や地域の自治会との関係性が濃密で、あなたがどのような人か、仕事は何をしているかなど、厳しい目で見られることもあります。

もちろん温かく接してくれる人もいますが、田舎にも様々な人がいます。時に移住者など外部の人に対して警戒心を持つ方もいることでしょう。

想像以上にやることが多くて大変

田舎ではゆったりと時間が流れていてゆったりと過ごせるというイメージもありますが、実際は様々な行事の手伝いなど、人数が少ない分様々な仕事を任されることが多いです

休みの日にも付き合いの必要上イベントに手伝いで参加したりと、時に「自分の時間がない」と感じてしまう方も多いかもしれません。

田舎暮らし独特の生活スタイルに慣れない

田舎での生活は人間関係以外にも、様々な面で都会との違いがあります。

公共交通の本数が少なく車頼りの生活になったり、都市ほどのインフラがあるとも限らないため、プロパンガス浄化槽など都会では聞き慣れない設備に頼る必要が出てきます。

また古民家などを購入された方は、屋根裏や床下にネズミやシロアリが侵入してきたり、古くなった水道管や電気系統の修理に弄走することもあるでしょう。庭がある物件の場合は、雑草刈りなど庭の整備に時間を使うことも増えます。

身近に頼れる人がいない

移住したての頃は地域コミュニティになかなか馴染めず、ときに疎外感を感じてしまうこともあるかもしれません。慣れない生活の中で試行錯誤するのは想像以上にストレスがかかりますし、時にうまくいかず落ち込むこともあるでしょう。それらを一人で抱え込むのはとても辛いことです。

私たち時由地材は、建築士としての知識や数々の古民家のリフォームやDIYに関わってきた経験から、あなたの田舎暮らしが快適になるよう、田舎暮らしの頼れるパートナーとして伴走いたします。

どのようなお悩みでも大丈夫ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

田舎暮らし初心者がやっておきたいこと

住環境の整備

住環境の整備は、都会での生活以上に田舎暮らしでは大切です。

特に古民家など中古の物件を購入した場合、表面上は綺麗に見えても、屋根裏でネズミが巣を作っていたり、シロアリに床下が食い荒らされていたりと、様々な目に見えないリスクも存在します。

掃除のために新たな道具や手間が必要になることも多いですが、快適な生活のためには欠かせないことです。

ご近所付き合いや行事への参加

田舎暮らしを快適に送るためには、ある程度のご近所付き合いは必要です。

地域の清掃活動やイベントなどは、ご自身の無理のない範囲で参加する時間を設けたり、もし参加できない時も、参加できない旨を伝えるなどのコミュニケーションを取り続けることが大切です。

気軽な相談相手をつくる

慣れない田舎暮らしは試行錯誤の連続です。

生活の中で人との温かみを感じることができる場面が増える一方、ときに地域コミュニティの不文律に知らずに触れてしまったり、様々な失敗があります。

そんな時に一人だけで抱え込まず、自分の悩みを吐き出したりできる相手がいることで、辛い時期を乗り越えることもできるでしょう。

住居の手入れのコツ

「表面からは見えない場所」に注意しよう

古民家など中古の物件を購入した場合、表面上は綺麗で住みやすそうでも、表面からは見えない部分にガタがきていることが多いです。

特にシロアリに侵食されていた場合は地震の際に倒壊しやすくなったり、水回りの劣化を放置すると漏水の原因になったりと、見えない部分を放置すると様々な重大なリスクに繋がりやすくなります。

劣化を発見した際には、業者を読んで修理してもらうなどしてください。

個人での確認が不安な場合には、一度プロに立ち会いのもと見てもらうこともオススメです。

特に注意が必要なのは、次のような箇所です。

屋根裏・床下

一番劣化を見逃しやすいのが屋根裏(天井裏)と床下です。

家全体に電気を供給する電気配線類は屋根裏にあることが多く、また目につきにくい場所であるため、経年劣化が知らず知らずのうちに進んでいる可能性が高いです。

配線が劣化すると、ショートや漏電などで、最悪火災に至ることもあります。

危険なのでご自身では屋根裏にはなるべく入らず、見える範囲で配線が露出していたり、ネズミのフンなど動物がいる気配がないか確認してみてください。

また床下も、シロアリが潜んでいる可能性があります。特に床からカビの匂いがしたり、周辺で黒くて小さい羽アリをみた際には要注意です。

水回り

水道管なども、目につきにくく劣化の進みやすい場所です。

もし水道を閉めた状態で水道メーターのパイロットが回っていた場合は、漏水が発生している可能性が高いです。

ブロック塀

また忘れがちですが、ブロック塀にヒビが入っていないかにも注意が必要です。

古いブロック塀には、アンカーという本来ブロック塀を固定するために使われる鉄の棒が入っていないことが多く、地震などで簡単に崩壊してしまいます。

崩壊したことで通行人を死傷させてしまった場合、その責任は全て家主が負うことになってしまいます。

修繕やリフォームに補助金が使えることも

耐震工事やリフォーム工事には多くのお金がかかりますが、多くの自治体が独自の耐震工事・リフォーム工事に対する補助金を用意しています。

近年は空き家問題が地方で深刻化していて、国も空き家の活用促進に力を入れているためです。

例えば、私たちが主に活動している茨城県水戸市には、リフォームや耐震補強工事に対する補助金の他に、ブロック塀の撤去費用補助など多様な補助金が用意されています。

ぜひ一度住んでいる自治体の補助金を検索してみてください。

専門家に一度見てもらうと便利

「自分の家の状態が大丈夫か不安」

「掃除が全然進まない」

「リフォームしようと思っているけど、なるべく費用をやすく抑えたい」

などなど、もし田舎暮らしの住まいのことでお悩みのことがございましたら、どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

あなたのお家の状態や、リフォーム費用を安くするための工夫、セルフリノベーションを行う際のDIYのレクチャーからお家の掃除、片付けまで、あなたの田舎暮らしをトータルで伴走することができます。

古民家の掃除のポイント

古民家など年季の入った建物は木材が使われている部分が多く、木材の目に埃が多く付着していることが多いです。特に梁や柱、天井などには長年の傷や埃が溜まっています。

梁や天井の埃を落とす際には、床にブルーシートを敷いた上で脚立を用意し、放棄やホームセンターに売っている「天井払い」などを活用すると便利です。また、仕上げに拭き取る際には、不自然に白くなってしまうことがあるため市販の洗剤や漂白剤はあまりオススメしません。濡れた雑巾や薄めた電解水などで拭き取ることがオススメです。

田舎暮らしを快適に過ごすためのポイント

異文化に溶け込むのには時間がかかる

最後に、田舎暮らしを快適に過ごすための心構えをお伝えします。

それは「時間をかけてゆっくりと溶け込む」ということです。

新たに地域コミュニティに入ってから周囲とうまく関係性を築いて馴染むまでには、どうしても時間がかかります。

また、田舎暮らしは最初の数ヶ月こそ見るもの全てが新しくワクワクすることも多いですが、数ヶ月もすると段々と嫌な面も見えてくるようになります。

これは人間にとってとても自然なことです。

異文化に適応する際の人の心理的変化を表現したグラフとして「異文化適応曲線」というものがあります。

最初の数ヶ月は「ハネムーン期」と呼ばれ、見るもの全てが新しく様々なモチベーションも高くなりますが、その後に「幻滅期」という期間に徐々に移行し、ハネムーン機に抱いていた過度な期待が徐々に裏切られることが多くなったり、様々な悪い面が見えるようになります。そして幻滅期を過ぎた後に徐々に「安定期」へと移行していくという一連の流れです。

これはもともと海外に赴任する人の心理変化を研究したグラフですが、田舎暮らしでも似たようなことが起きるのではないかと思います。

このように、安定期に至るまでは様々な感情の浮き沈みがあったり、時間もかかりますが、その後には必ず自分に合った地域との関係や生活スタイルが確立され、とても素晴らしい生活が待っていることでしょう。

身近に頼れる人を持つことが大切

この「幻滅期」や様々な困難を乗り越えるためには、困った時に気軽に頼れる存在が重要です。身近に頼れるメンターのような存在がいることで、慣れない田舎暮らしでも、徐々に感覚を掴んでいくことができるでしょう。

あなたの田舎暮らしを一緒に伴走します

「自分が買った中古の物件、異常がないか心配…」

「家の汚れがひどくて、掃除や片付けがなかなか進まない…」

「リフォームをしようと思ってるけど、できるだけ安く済ませる方法を知りたい」

「慣れない田舎暮らしが不安でアドバイスが欲しい」

…などなど、田舎暮らしの住まいや生活のことでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

時由地材の代表、本谷由香は二級建築士としての知識と経験、また数々の田舎暮らしのスタートや空き家のリノベーションに関わってきた経験から、あなたの田舎暮らしの頼れるパートナーとして、様々な面からのサポートができます。

リフォームを行う際にどのようにすればリフォーム費用を抑えられるか、自分でリフォームできる箇所に関しては、必要なDIY技術のレクチャーまで、あなたの快適な田舎暮らしの実現をトータルで伴走いたします。

  • 購入を考えている物件の状態が心配で確かめて欲しい…
  • 家の中に様々な物が残されていて片付けが大変…
  • 空き家を活用した事業について相談に乗って欲しい…


などなど、どんなお悩みでも大歓迎です。
まずは以下のフォームから、一度ご相談してみませんか?

とても手間がかかる空き家の片付けなども、軽トラック1台分15,000円〜致しており、片付けをしながら、あなたの理想を形にする様々なサポートも行います。

ちょっとだけ聞いてみたいこと、などの気軽なお問い合わせからでも大歓迎です。

料金表はこちらから!

時由地材代表:本谷由香のプロフィール

『見捨てられたものに新たな価値を』

この理念のもと、茨城県水戸市を拠点に空き家の片付け・リフォーム事業や廃材のリメイク、シェアハウスを通じた心の拠り所づくりなどを行っております。

私の祖父は大工で叔父も建築士だったので、ものごころついた時から建築が身近にあり、二級建築士の資格も取得。物の再利用にも興味をもち、失われゆくものの魅力を発見し、新たな価値を創造してきました。

ご依頼者様の想いや建物に寄り添った片付けと再活用方の提案によって秘められた価値を再発掘し、住む人、建物、その地域に幸せをもたらします。

また、空き家と猫を通じたまちづくりの一環として、保護猫活動も行っております。

売上金の一部は保護猫基金への寄付に充てさせていただきます。

(参考)保護猫事業のHP

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