物が捨てられない、片付けられないと悩んでいる方は意外と多いです。
世界の先進国の中でも、物を溜め込んでしまう傾向のある人、いわゆる「片付けが苦手」や「物を捨てられない」と感じる人の割合は、約15~20%程度と言われています。
では、なぜ片付けが得意な人と得意でない人に分かれるのでしょうか。
この記事では、物を捨てられない、片付けられない人の特徴とその方の為の改善策についてご紹介致します。
物を捨てられない、片付けられない人の特徴
物を捨てられない、片付けられない人はどのような特徴があるのでしょうか?自分はどうして片付けができないんだろう?と悩んでいる方は是非以下の点を確認してみてください。
優先順位が低い
片付けるのがめんどくさいと感じる人は、片付けを日常の優先事項の中で低く見積もることが多いです。他のやりたいことややらなければならないことを優先し、片付けを後回しにしてしまいます。その結果、物が散乱し、後で片付けるのがさらに面倒に感じてしまうという悪循環に陥ります。
エネルギーやモチベーションの不足
片付けるためには一定の体力や気力が必要ですが、疲れているときやストレスが溜まっていると、片付ける気力が湧かないことがあります。特に忙しい仕事や生活で疲れ果てていると、「片付けよりも休むこと」が優先され、片付けが億劫に感じられるのです。
完璧主義の傾向
完璧主義の人は「どうせ片付けるなら完璧にしなければならない」というプレッシャーを感じ、結果的に片付けを始めるのが面倒になることがあります。片付けを「全て完璧にやらなければならない」と考えることで、片付け自体にハードルを感じてしまうのです。
物に対する強い執着心
物を捨てられない人の多くは、持ち物に対して非常に強い執着心を抱いています。過去の思い出や感情が物に結びついているため、それを捨てることが「過去の一部を失う」ように感じてしまうのです。この感情が強いと、不要な物であっても捨てるのが難しくなります。
「いつか使うかもしれない」という不安
普段そんなに使わないけど、捨てた時に限って使う場面がでてきた!という事はよくあることです。そのような経験があると、いつかこれを使う時があるのではないか?と考えるようになり、なかなか物が捨てられなくなります。この考え方は、物を溜め込む大きな原因の一つです。
物が多すぎる
物が多すぎる環境では、片付けの手間が増え、めんどくささが倍増します。持ち物が多いと、どこに何をしまうべきか、どう整理すればいいかを考えるのが負担となり、片付けを始める意欲が削がれてしまいます。
片付け方がわからない
片付けるのが面倒な理由の一つとして、どこから手を付ければ良いのか分からないことが挙げられます。片付け方が分からないと、片付けが大変な作業に思え、ますます面倒に感じる原因になります。
物を捨てられない・片付けられない原因
物を捨てられない人の背景には、心理的な要因が深く関係しています。過去の経験やストレス、不安感、さらには幼少期の家庭環境が影響していることも少なくありません。また、ホーディング障害(ため込み症)や強迫性障害(OCD)、ADHDなど、精神的な問題が絡んでいる場合もあります。
片付けを楽にするための対策
小さなステップで始める
一度に全部を片付けようとせず、1つの引き出しや棚だけなど、小さな部分から始めると、片付けが負担に感じにくくなります。
タイマーを使う
タイマーをセットして、10分や15分だけ片付けに集中する方法は、片付けのハードルを下げ、少しずつ進めることができます。
物を減らす
物が少ないと片付けも簡単です。使っていない物や不要な物は思い切って手放し、片付けの手間を減らしましょう。
片付けのルールを決める
日常的に片付けを習慣にするために、毎日少しだけ片付ける時間を設ける、出した物はすぐに元に戻すなど、ルールを決めると習慣化しやすくなります。
専門家に相談する
片付けが極端に苦手な場合、片付けのプロや整理収納アドバイザーのサポートを受けることも有効です。
片付けのアドバイザーなら時由地材へお任せください!
片付けたいけど片付けられない—そんな悩みを抱える方は少なくありません。 実際、さまざまな努力をしているものの、なかなか改善できないということもよくあります。長年の習慣を変えるのには時間がかかるため、焦る必要はありません。
今の「片付けられない自分」を責めるのではなく、まずは受け入れることが大切です。 自分を否定せず、できる範囲で少しずつ進めることが成功への第一歩です。また、1人で解決しようとせず、誰かと一緒に片付けることで、成功体験を積み重ねることも非常に効果的です。
「時由地材」のオーナー本谷由香は、片付けアドバイザーの資格を持ち、これまで多くの方から片付けに関する相談を受けてきました。 本谷はカウンセリングを通じて、一人ひとりが片付けられない原因を一緒に考え、その人に合った片付け方法をレクチャーします。また、空き家や遺品整理などで引き上げた物を再活用するプロジェクトも進行中です。
「物が捨てられない」方は、使わなくなった物を時由地材に寄付することで、新たに必要としている人に繋げることができます。 こうすることで、物を手放す際の罪悪感が軽減され、心の負担も少なくなるでしょう。片付けを通じて、心地よい暮らしを取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。
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時由地材・本谷由香プロフィール
『見捨てられたものに新たな価値を』
この理念のもと、茨城県水戸市を拠点に空き家の片付け・リフォーム事業や廃材のリメイク、シェアハウスを通じた心の拠り所づくりなどを行っております。
私の祖父は大工で叔父も建築士だったので、ものごころついた時から建築が身近にあり、二級建築士の資格も取得。物の再利用にも興味をもち、失われゆくものの魅力を発見し、新たな価値を創造してきました。
ご依頼者様の想いや建物に寄り添った片付けと再活用方の提案によって秘められた価値を再発掘し、住む人、建物、その地域に幸せをもたらします。
また保護猫活動も行っており、売上金の一部は保護猫基金への寄付に充てさせていただきます。
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